音読は、ただ声に出して読むだけの練習ではありません。
読む準備を整え、集中し、言葉を体で覚えていくための学習です。
ホーホービデオでは、音読を「毎日の学習の入口」として使うことを大切にしています。
音読は短くてよい
音読は、長く読めばよいというものではありません。
最初は5分でも十分です。
大切なのは、毎日少しずつ声に出すことです。
読み方が完璧でなくても、声に出して言葉に触れる時間を作ることが大事です。
家庭で使う場合
家庭で音読をする場合は、親子で一緒に始めるのがおすすめです。
最初から子どもだけに任せると、読めないところで止まってしまったり、面倒に感じて続かなかったりします。
親が横で聞くだけでも、子どもは取り組みやすくなります。
親子で毎日やる場合
- 時間を決める
- 短い文章を選ぶ
- 親が先に一度読む
- 子どもが読む
- 読めたところを一つほめる
全部を直そうとしないことが大切です。
音読を続けるためには、まず「読めた」という感覚を残してください。
子どもだけでやる場合
子どもだけで取り組む場合は、読んだあとに印をつける、回数を記録するなど、終わりが分かる形にします。
「今日の分はここまで」と決めておくと、取り組みやすくなります。
教室や施設で使う場合
教室や施設では、音読を活動のはじめに使うと効果的です。
- 宿題前の切り替え
- 授業前のウォーミングアップ
- 学童や放デイでの短時間活動
- フリースクールでの学習再開の入口
音読は、特別な準備がなくても始めやすい活動です。
ただし、読めない子に無理に読ませるのではなく、短い文、読みやすい文から始めます。
苦手な子への注意
音読が苦手な子には、次のような特徴があります。
- 文字を追うのに時間がかかる
- 声に出すことに抵抗がある
- 間違えることを嫌がる
- 長い文章を見るだけで疲れる
この場合は、量を減らします。
1文だけ、1段落だけ、1分だけでも構いません。
音読は、できないところを責めるためのものではなく、学習の入口を作るためのものです。
検定につなげる場合
音読に慣れてきたら、検定や級の目標を使うこともできます。
目標があると、子どもが「どこまでできるようになったか」を感じやすくなります。
ただし、最初から級や合格を前面に出しすぎる必要はありません。
まずは毎日声に出すことを習慣にしてください。
まとめ
音読は、短くても毎日続けることで学習の土台になります。
家庭では親子で短く始める。
教室や施設では、活動前の切り替えに使う。
苦手な子には量を減らして、読めた感覚を大切にする。
このように、場面に合わせて使うことで、音読は続けやすくなります。